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ブログ探訪(その1)

 この頃気になってならないブログがある。それは、平安時代の著名な日記の筆者の継母の生家の姓と同じ姓の女性(?)が管理する、短歌鑑賞を内容としたブログであるが、鑑賞対象となる短歌を選ぶ管理者の選歌眼が、私の好みと合致しているため、近頃の私は、月に数回程度の、その更新を今か今かと待ち焦がれている状態なので、この記事を綴ろうとしている私の気持ちは、それほど単純ではない。
 管理者の記す鑑賞文は、その選歌眼に較べるとかなり粗い(と言うか、私の趣味に合わない、と言うか)し、時々は明らかなポカもやる。
 例えば、去る一月五日の記事は、『夏の騎士』所収の糸川雅子氏の作品、「幸福そうなやりとりをしてわれを知らぬ遠くの店にて電球を買う」についてであったが、その中で管理者は、「この歌集には夫の死後の暮らしの寂しさ、夫恋が通低奏音として流れ、その思いを鎮め、自分を鼓舞するかのような作品が多い」と述べておられるが、この中の「通低奏音」は、明らかに「通奏低音」の誤りであり、「夫恋」も「妻恋」に比べるとあまり一般的とは言い難いから、ここは「つまごい」と振り仮名を施すべきであろう。
 また、前述の部分以外でも、「そう頻繁に必要なものではない日常品としての『電球』が、いっそう哀しみを強めているようだ」という件などは、言いたいことはよく解るが、結社に所属して短歌創作を楽しんでいる者の表現としては、あまりにも粗い。
 ところで、このブログの昨日の記事は、『憂春』所収、小島ゆかり氏作の「ピラカンサの実のつぶつぶの黒みつつ有象無象のふかきつぶやき」についてであり、その鑑賞文にもかなりの問題点が指摘されるが、それについては後日ふれよう。


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